稽古八日目

剣道日本の5月号で鈴木剛(千葉県警)選手が、

「竹刀の先に重心を感じられるバランスの竹刀が好きなんです。
理由は、竹刀を振るときに竹刀の重さを感じながら振りたいからです。」
引用:剣道日本(2012 5月号)

ということを言っていたのが印象に残った。


剣道を始める上で1つの刺激になったバガボンドにも、
小次郎が軽い木の枝を振っているシーンがある。
あれも、木の枝の重みを感じて振っているんだろう。


今日はそんなことを頭に入れながら竹刀を振っていたのだけれど、
正直それどころではなかった。


左足の水膨れが破ける寸前で、めちゃくちゃ痛い(苦笑


水膨れがあることは分かっていたのだけれど、
早素振りをやったときに「あ、やばい」と思った。


また肉刺の位置の話であれなんだけど、
水膨れの位置が拇指球より小指側、足の真ん中あたりに出来ている。
これは拇指球に重心を乗せられていないんだと思う。
拇指球を意識しないと。


そんなこんなで、今日は水膨れをかばった情けない足さばきだった:(
ただ、早素振りの足さばき自体は出来るようになったので少し進歩かな。


今日の稽古で全体に向けて先生が注意されたことは、
きちんと物打で打つということ。
そのためには相手との距離感が大事になる。
今日の稽古では、距離が離れすぎていて、
面を打つ時に右足で足継ぎしてしまう場面が何度かあった。
一歩で打てる間合いを意識する。