ソフトバンクの株価が安い理由に対する素人なりの解釈

追記

ソフトバンクの時価総額2.5兆円というのはグループとしての価値で、
単体での時価総額は0.8兆円だった。
4割近くを占めているのは、アリババグループで9200億円
さらに3割はヤフージャパンで6100億円。
ref:http://webcast.softbank.co.jp/ja/results/20120426/pdf/2012q4.pdf


これって通信事業者としてはどうなんでしょうね?
確かにソフトバンクはインターネットカンパニーだと自己主張しているけれど、
本業では他社に圧倒的に負けているという事実は直視しなければならないと思う。
本業でKDDIやdocomoを抜くなんて無理と言われる理由が少し見えた気がする。

株式分割

ホリエモンの拝金の中に「株式分割」という言葉が出てきて、
「あれ、ソフトバンクの株価が異様に安い理由ってもしかして株式分割したからじゃね?」
と思って調べてみると、
たしかにソフトバンクは2005年(もう7年前だけど)までに7回も株式分割をしている。


今の株価がまだその影響を受けているのかどうか知らないけど、
KDDIと比較すると影響はまだあるんじゃないかと思う。
(というか、一度発行した株ってなくならないんだっけ?そうであれば、影響は残り続けるのは当たり前か)


というのも、
株価だけで見ると圧倒的にKDDI>ソフトバンクなんだけど、
時価総額で見れば、KDDI<ソフトバンク


これは発行部数に違いがあって、
ソフトバンクはKDDIの250倍近い株を発行している。
これはまさに株式分割なんじゃないか?


つまり、株価が低いのは業績が悪いからではなく、
意図的に株価を下げて、代わりにパイを大きくする
株式分割を行っているからなんだろうな。


株式分割でググったらこんな記事もあったので、貼っておこう。
グーグルはなぜ株式分割を行うのか? : 磯崎哲也の起業案内 : 起業 : ジョブサーチ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)