プロジェクトマネジャーになりたい人が意識することとは
昨日、就職組の同期と仕事の話をする機会があったので、
近況を聞いた。
その中で彼女のキャリアプランを聞いてみると、
「プロジェクトマネジャー(以下、PM)になりたい」ということを言っていた。
このセリフは、いわゆる上流工程に携わる人からよく聞く。
そういう自分も将来的にはPMになりたいと思っている。
(正確にはなりたいというより、ならなければいけないという気持ちが強いが。)
しかし、プログラマーなどのスペシャリストと違い、
PMになるためにはどんな能力が必要なのかということがいまいちわからない。
その疑問をぶつけてみると、彼女が思うPMに必要な能力の1つは
「各プロパーに適切な仕事を割り振る能力」だという。
ここでいう適切とはおそらく
- 仕事の意図・目的・PJでの位置づけが割り振られる人間に対してきちんと伝わること
- 指示を受ける人の実力相当(もしくはそれの少し上)の内容であること
などだと思う。
指示を出す側がその仕事の内容を分かっていないと、
「とりあえずこれやっといて」という丸投げ状態になり、
受ける側も困惑する。
PMによってそのあたりが全然違うのだと彼女は言っていた。
たしかにそうだと思う。
指示の出し方など細かいことのように思うが、
信頼関係とはそういう細かいことの積み重ねで築いていくものだ。
それは社内外を問わない。
“デキるPM”とはそういう細かいところが抜きんでているのだろう。