Rで3次元散布図、重ね合わせ、WebGLで保存
研究で主成分分析するときにRを使ってるのだけれど、
3次元散布図に描画するときにいくつか困ったので、
解決策をメモしておく。
3次元散布図
描画方法はいくつかあるのだけれど、後述するWebGL形式で保存するために
rglパッケージのplot3dを使う
三次元散布図 | Rのplot3d,scatterplot3d関数による三次元散布図の描き方
使い方はこのあたりが参考になる。
3次元散布図の重ね合わせ
2次元散布図の場合、
parを使ってやれば重ね描きが出来る。
plot(sin, xlim=c(0,5), ylim=c(-1,1), lty=2) # sin(x) を描く
par(new=T) # 上書き指定
plot(cos, xlim=c(0,5), ylim=c(-1,1)) # cos(x) を上書き
引用:R-Source
しかし、plot3dの場合、
parは使えないので、代わりにpoints3dを使う。
詳しくはこの辺りを参考に。
- R: Adding data points to a three dimensional plot
- http://cran.r-project.org/web/packages/rgl/rgl.pdf
3次元散布図をWebGL形式で保存
3次元散布図をWebGL形式で保存すると、
いつでもグリグリできるのでおすすめ。
使い方はこちらを参考に。
三次元散布図をRで描くのに画期的な新機能がRGLパッケージに加わった - ほくそ笑む
TOEIC勉強の進捗報告と時を表す不定詞
例の長本さんの本*1を2回読んで、
模擬テストのPart5だけやってみた。
30/40点・・・これってつまり75%!
点数よりも、
理屈で正解を選べていることに満足している。
間違えた10問のうち、
語彙力的な部分で落としたものを除くと4問。
面倒だけど復習もかねて
間違えた問題3問とその理由を晒しておこう。
数量詞は所有格よりも前!
Since your _____ satisfaction is our number one priority, we offer a money-back gurantee on all of our hair-care products.
- entirely
- complete
- all
- exclusively
「-lyの2つは違う。completeって動詞?じゃあallか。」って感じで間違えた。
数量詞は所有格よりも前!言われてみればたしかに。
つーか、complete:形容詞か。
和製英語っていうの?ミッションコンプリート!みたいな感じで使われているので勘違いしてたわ。
なお、「full complete」「normal complete」ともに和製英語である。英語としては文法的に間違っている(形容詞で形容詞を修飾している)だけでなく、特に前者は意味が重複している。
引用:コンプリート - Wikipedia
え、これ仮定法過去?
Although it is not necessary for our workers to participate in the training workshop every year, management would prefer that they _____ so.
- be done
- had done
- did
- would do
that以下が条件節(=if節)になるんだとか。
本で見た問題はすべて「if S 過去形, S would 原形」だったけど、
これはif節と主節が逆になってるのか。
ifがないと仮定法だって気が付きにくいー
いーかげんに覚えろ、時を表す副詞節
Please take aticket and proceed to the service counter after your number _____.
- was called
- will be called
- has been called
- will call
「時を表す副詞節の中は原形」で3秒で解ける問題だよなー
時制のところは覚えることが多かったので頭パンクしてたんだった。
てか、長本さんの本のp147に
「willはなくても、このお願い調のPlease~という結構TOEICが好きな文は、未来のこととわかりますね。(中略)で、when以下は、時を表す副詞節なので(以下略)」
って書いてあった(てへ
ふー、長文疲れる。
時を表す副詞節め、次は間違えんぞ。
*1:[http://d.hatena.ne.jp/muranoki3/20121106/1352176251:title]
プロジェクトマネジャーになりたい人が意識することとは
昨日、就職組の同期と仕事の話をする機会があったので、
近況を聞いた。
その中で彼女のキャリアプランを聞いてみると、
「プロジェクトマネジャー(以下、PM)になりたい」ということを言っていた。
このセリフは、いわゆる上流工程に携わる人からよく聞く。
そういう自分も将来的にはPMになりたいと思っている。
(正確にはなりたいというより、ならなければいけないという気持ちが強いが。)
しかし、プログラマーなどのスペシャリストと違い、
PMになるためにはどんな能力が必要なのかということがいまいちわからない。
その疑問をぶつけてみると、彼女が思うPMに必要な能力の1つは
「各プロパーに適切な仕事を割り振る能力」だという。
ここでいう適切とはおそらく
- 仕事の意図・目的・PJでの位置づけが割り振られる人間に対してきちんと伝わること
- 指示を受ける人の実力相当(もしくはそれの少し上)の内容であること
などだと思う。
指示を出す側がその仕事の内容を分かっていないと、
「とりあえずこれやっといて」という丸投げ状態になり、
受ける側も困惑する。
PMによってそのあたりが全然違うのだと彼女は言っていた。
たしかにそうだと思う。
指示の出し方など細かいことのように思うが、
信頼関係とはそういう細かいことの積み重ねで築いていくものだ。
それは社内外を問わない。
“デキるPM”とはそういう細かいところが抜きんでているのだろう。
全日本剣道選手権大会を観に行った -試合編-
さて、遅ればせながら試合分析を。
長文は苦手なので、簡潔に。
上段対策としての平正眼
この日は、2回戦の終わりくらいから観ていたのだけれど、
その中でとても勉強になった試合が、高鍋選手の第2回戦。
自分が観た試合の中で、
上段の選手に対して平正眼の構えをとっていたのはこの試合の高鍋選手だけだった。
試合を観ていて思った平正眼のメリットとしては
- 構えの状態で右小手を守ることが出来る
- 構えを上にあげるだけで面を防ぐことが出来るため、上段からの速い面打ちに対応できる。
- 左小手(上段に対しては左小手が有効打突部位となる)を打ちやすい
デメリットはなんだろう...
- 面が空く
左小手(この場合、有効打突部位になるのか不明)は空くけれど、
上段からだと左小手に対して距離があるからデメリットというほどでもない気がする。
よって、上段に対する平正眼というのはとても有効だと思う。
まだまだ試合が出来るレベルではないけれど、
上段の方と掛かり稽古する機会があれば、試してみたい。
細かいフェイント
続いて、木和田選手と高鍋選手の準決勝。
遠目からではよくわからなかったのだが、
スローモーション映像を見て、木和田選手が細かいフェイントをしていたことに気が付いた。
相手の竹刀の表を抑えて面と見せかけて、小手。
そのまま面も打てたように見えるのだけれど、実際のところはどうなのだろうか。
面だったら防がれていたのか、素人目にはわからない。
テクニックにこだわる段階ではないけれど、
こういう技も知っておきたい。
体幹の強さという武器
2回戦 朝比奈選手 対 山口選手。
18分にも及ぶ長期戦を制したのは朝比奈選手だったのだけれど、
自分がすごいなと思ったのは山口選手の体幹の強さ。
※09:16あたりがすごい。
体格差が一回り程あるにも関わらず、
山口選手は突き飛ばされても倒れない。
鹿児島県の選手だということで、
普段から厳しい稽古を続けて来たのだろうと想像できる。
身長の低い自分が見習うべきところだと感じた。
相手の重心移動を見抜く
最後は準決勝 網代選手 対 内村選手の試合。
網代選手が面を打つ前に一瞬左足に体重を乗せる。
そこを見逃さなかった内村選手は
面をすりあげての抜き胴。
宮本武蔵の言葉を借りれば「観の目」で全体を観る。
これは普段の稽古から意識していきたい。
以上
個人的な試合分析でした。
剣道経験者の方のコメント&ツッコミ等あればぜひ。
余談だけど、武道館でストラップと手ぬぐい買った。
剣道を始める前は、
「みんな同じ防具と胴着&袴を着ていて、なんだか固いイメージ」があったのだけれど、
人によって、防具や竹刀はもちろん、手ぬぐいや竹刀のつば止めが違ったり、
弦の色を変えていたりする遊び心(こだわり)があるんだよね。
そういうところも好きだな。
ってなんだか告白みたいじゃねーか。
全日本剣道選手権大会を観に行った -概要編-
日本剣道形
準決勝の前に中央会の小中学生が演武。
こんな大舞台で演武するとか本当すごい。
自分もそろそろ日本剣道形を練習しなければと思う今日この頃。
種類としては太刀の形7本、小太刀の形3本の計10本で構成されている。打太刀は「師の位」、仕太刀は「弟子の位」とされ、上級者(年配者)が打太刀、下級者(若輩者)が仕太刀をとる。下記には構えを記しておくが、剣道修行者は、下記のようには表現はしない。剣道修行者は下記の括弧内のように表現することがある。
太刀七本 打太刀 仕太刀
一本目:左上段 対 右上段 (面抜き面)
二本目:正眼 対 正眼 (籠手抜き籠手)
三本目:下段 対 下段 (突き返し突き)
四本目:八相 対 脇構 (突き返し面)
五本目:左上段 対 正眼 (面擦り上げ面)
六本目:正眼 対 下段 (籠手擦り上げ籠手)
七本目:正眼 対 正眼 (抜き胴)
小太刀三本
一本目:左上段 対 小太刀
二本目:下段 対 小太刀
三本目:正眼 対 下段
理由としては、
段位取得のためというのもあるのだけれど、
次のステップに進むために必要だなーと感じているから。
初級の稽古ではまだ面、小手、小手面、胴しか練習していないが、
この先、面を着けるお許しを頂いたら、
すぐに連続技に対応できる状態になっておきたいし。
今月のバイト代入ったら木刀買おう。
試合内容について
今日は時間がないので、また「試合編」で書きます。
第9地区
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下書きに埋もれていたので掘り返して置く。
研究室の先輩からレコメンドされたので観た。
これを観た後に数人の方からコメントをもらって考え直したことを書いておく。
入力に対して何を出力するかで、その人がどういうフィルターを持っているかがわかる。
https://twitter.com/muranoki3/status/25297533316:twitter:detail:left
https://twitter.com/yorozu_inu/status/25297794420:twitter:detail:right
https://twitter.com/muranoki3/status/25298953239:twitter:detail:left
同じ映画を観て、全く逆の感想を抱いている。
自分は表面的なところだけにフィルターをかけてしまって、
表面的なところ以外から得られることに目を向けなかった。
対して@yorozu_inuは表面的なところだけで評価するのではなく、
「問題提起をしてみんなに考えさせる」というところを評価をしている。
https://twitter.com/yorozu_inu/status/25298066960:twitter:detail:right
考えるのって面倒なんだよね。
時間がかかるし、疲れるし、その割に答えが出なかったり。
でも、そうやって面倒くさがって考えることを放棄していると、
どんどん編み目が細かいフィルターが作られていき、
見た目とか直感だけで判断する人間になってしまう。
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この本にもそういうことが書いてあった気がする(忘れてる!)。
思い込みもその典型。
この映画を見終わった後に「アメリカ人ってなんでこういうの好きなの?」とか勝手に思ってたんだけど、
後になって調べてみたら、監督はヨハネスブルグ(南アフリカ)の生まれだった!
勝手にアメリカ人だと思い込んで、気持ち悪いで一掃していたなんて...
しっかり考えて自分自身のフィルターを作らないと。